【ボディガードの会社】身辺警護|良い業者と悪い業者社の差はどこにある?
この記事の著者:一般社団法人 暴犯被害相談センター
代表理事 加藤一統 (ボディガード歴25年)
当サイト「はじめてのボディガード探偵ご依頼ナビ(以下ボデ探ナビ)」は「一般社団法人 暴犯被害相談センター」が運営しています。
名前のとおり、暴力や犯罪の被害で悩みの方へのアドバイスと、ご希望の方には、無料でボディガードや探偵の紹介(仲介)をしています。
他にも自治体や学校への防犯協力と、警備会社向けの護身用品の企画設計を行っておりますが、そちらは一般の方にはご縁がありませんね。
今回は、初めての方にも安心していただけるように、「ボデ探ナビ」が、どんな「ボディガード」や「探偵」と提携していて、どのように皆様に紹介しているか?
などを、信頼性の担保の意味を含めてお話しします。
1,実際にボディガードを請け負える警備会社は少ない
警察庁生活安全局によると日本国内には、
「9,908の警備会社」と「6,066の探偵社」が登録されています。(※令和元年度)
1-1 ボディガード専門の警備会社は、業界全体の0.012%
ボディガードは、警備業法※という法律上の区分で「4号警備」と呼ばれています。
現在国内で「4号警備」として公安委員会に登録されているのは、9,908社の内680社と、
全体の6.9%に過ぎません。
しかもその中には、登録の届け出のみで、実際にはボディガード業務をおこなっていない業者も含まれています。
(警備業の認定を受けていれば、1~4全号の届け出が自由に行えます)
もちろん「ボデ探ナビ」も、国内のすべての警備会社・探偵社とは連携がありません。以下は肌感覚による予想です。
実際に「ボディガード専門」とよべる警備会社は、680業者の中の2割以下(100社前後)ではないか?と思います。
一見多く感じますが、警備業者全体のわずか0.012%に過ぎないばかりか、重要犯罪(※)の発生件数や、潜在的な国内の需要と比べても十分な数とは言えません。
※警備業務には下記の区分がある。
- 1号:施設警備(銀行・デパート)
- 2号:雑踏警備(道路工事)
- 3号:輸送警備(現金輸送車)
- 4号:身辺警備(ボディガード)
( )内は該当する主な業務内容
※重要犯罪とは
殺人,強盗,放火,強姦の凶悪犯に略取・誘拐,強制わいせつを加えたもの
(平成31年度の重要犯罪認知件数=9,899件)
1-2 ボディガード探偵ご依頼ナビにご加盟の警備会社と探偵(調査)会社
ボデ探ナビでは、東京・神奈川を中心とした数十社の中から、ボディガードや探偵のご依頼先をお探しの方に対して、
最もご要望に近い警備・探偵会社を選んで斡旋しています。
※ボディガードは専門業者が首都圏に集中しており、専門業者自体が存在しない県が多いのが実情です。
よって「ボデ探ナビ」ではボディガードが見つからないエリアの方には、出張可能な業者や近県の業者を紹介しています。
ちなみに弊センターの詳細は団体概要をごらんください。
よくいただくご相談は
「反社会勢力の対応」「解雇した従業員からの警護」「株主総会の警備」など法人様からの他に、「親族トラブル」「ストーカー対策」などの個人の方からまで、多岐にわたります。
このように何らかのトラブルに巻き込まれて、警備が必要な企業や個人の方に対し、ボディーガード(警備会社)の紹介をしております。
同じく、盗聴器の発見や、反社会勢力チェックのために、調査会社をお探しの方や企業への、探偵(興信所)の紹介も可能です。
ボディガード・探偵、いずれの紹介も無料で行っています。
夫のDⅤ・元彼のストーキング・息子の家庭内暴力にお困りの方、大変多いです。
取引先が反社だった・解雇した従業員から逆恨みされている等の、不可抗力によるトラブルに巻き込まれた企業は、依然多くいらっしゃいます。
しかし日本では、まだまだボディガードや探偵になじみが無いため、誰もが知っているような、有名な警備・探偵ブランドが存在しません。
しかし日本国内にも、実績のある「ボディガード」「探偵」は存在します。
2,良い警備会社・探偵社の基準
ボデ探ナビでは、一般の方にも安心してご利用できる警備会社・探偵社を紹介させていただきます。
当センターが皆様に紹介しているのは、長年付き合いを継続し「事務対応・実務対応」ともにレベルが高い会社です。
2-1 【良い探偵・警備会社と悪い探偵・警備会社】その違い
私はこれまでに70社以上の警備・探偵会社と関わり合いましたが、正直に言うと、中には二度と付き合いたくない業者さんもいました。
何をもって「良い・悪い」を判断しているかは、皆様とそう変わらないと思います。
特に具体的な基準を設けたりは、していませんが、強いて挙げると下記の3つでしょうか。
「時間に正確」「口約束を守る」「配慮が出来る」
当たり前の事でしたね。
でも落胆なさらないでください。
何せこの3つを満たしている人(会社)の意外に少ない事と言ったら・・・
皆さんの周りはいかがですか?
私の経験では、いくら仕事が早かろうが・営業力があろうが、それらが欠落した人は、ここ一番での集客力(人望)がありません。
それと言い忘れましたが、もちろんスキルは「有る」前提です。
しかしボディガードの警護スキル・探偵の調査スキルともに、
この3条件がベースに無いと、成り立たないのです。
3条件の有る・無しは、「責任感」「計画性」「分析力」の有無にも通じ、これらが充たされずに、スキルのみが高いという事はあり得ません。
やはりこの3つを厳守する人は、仕事の内容や他者からの評価が安定して高いように思います。
またそういう方(業者)は、結果的に人間として信頼できる方ばかりですね。
ボディガードの場合、例えば武術や格闘技に特化していても、仕事に安定感も安心感もありません。
つまりは依頼人を守れるか否かは、運まかせになります。
とてもそんな人間に警護や大事な調査を任せられませんよね。
2-2 警備会社・探偵会社にも、得意・不得意な分野がある
ひと口に警備会社・探偵会社といっても、各会社の特色や得意分野があります。
例えば警備であれば
- A社は芸能人のボディガードが得意。
- B社は企業の役員のボディガードや株主総会など法人向けが得意。
- C社はストーカー対策など一般の方向けのボディガードが得意。
- D社はアルコール中毒者や精神障害者の病院へのエスコートが得意。
探偵なら
- E社は盗聴・盗撮器の発見調査がメイン。
- F社は経営状態などの財務調査が得意。
- G社は尾行や素行調査が得意。
- H社は反社会勢力のチェックなど経歴の洗い出しが得意。
などです。
お客様のご要望に合わせて業者選びをおこない、最適なスキルを持つ会社を紹介します。
しかし紹介した警備・探偵会社の対応や見積もりにご不満の場合は、遠慮なくお断りください。
当然ご希望に応じて、新たに別の会社を紹介することも可能です。
どんな業種やサービスも、結局は人と人です。
相性の良い業者と出会う事が、何より重要と「ボデ探ナビ」では考えています。
ボディガードのご依頼は、クルマや服を買う場合のように試乗・試着が出来ないので、
長期の契約が必要なケースは、まず短期契約で様子を見ることも一つの手ではないでしょうか。
ボデ探ナビでは、ご相談の内容やご予算に応じて最適な警備会社を紹介しております。
※相談料・斡旋料等は一切いただいておりません。
お気軽にご相談ください。
ボデタンナビの運営者
加藤一統 一般社団法人暴犯被害相談センター 代表理事
民間警備会社で1995年より身辺警備(ボディガード)に従事し業界歴25年
ボディガードと探偵の依頼先をお探しの方に、条件やご要望に合う優良な警備・探偵会社を無料で紹介しています。
50歳にしてブログ初挑戦になりますが、長い業界歴を生かし「読みやすく価値ある」記事を目指します。
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